トマトみゅーじっく

趣味を永遠と書き綴るだけのブログ…良いもの、良い本、良い音楽など、思うがままに色々紹介。

新感覚MIDI Keyboard〜ROLI Seaboard〜

半年ほど前に買った、新感覚のMIDIキーボードの紹介です。

ROLI社

Seaboard RISE

という商品です。

 

f:id:musicsugar:20170530111120j:plain

 

 

僕が買ったのは25鍵モデルのRISE 25ですが、

他にも49鍵モデルのRISE 49や、

ROLI日本ポータルでは購入できないのですが、

Seaboard GRANDというプロ仕様のものもあります。

他にもBLOCKSという電子楽器などを販売しているようです。

 

ROLI公式サイト → ROLI

 

Seabordがこれまでのキーボードと異なる点は

鍵盤と鍵盤の境目が無いこと

ですね。

境目がなく、盤面全てが黒いラバー状の素材になっています。

プニプニしているので、触ってて気持ちいい…

 

鍵盤の境目が無くなることの利点は

音と音の間の微妙な音を表現できること

ですね。

ギターやベース、ボーカル、金管木管など…基本的に理論値通りの周波数で音が鳴っていることは少なく、生演奏では音がハズレることが「気持ち良い」と感じることも多いものです。

そんな「音のハズレ」を意図的に演出できるのが、Seaboardの良いところだと、私は思っています。

 

よくあるキーボードには、キーボードの左側に、丸いホイールなどが付いていて、そこをクルクル回したりすることでピッチベンドが出来ます。

(ピッチベンドとは、通常ドー→っていう音程なのが、ドー⤴︎レー⤵︎ドーって感じで連続的な音程変化をさせることです)

しかし、Seaboard RISEやGRANDでは、ピッチはすべて鍵盤上で操作します。

鍵盤を押しながら、左右にプニプニ指を移動させることで、ベンド操作が可能です。

鍵盤の上下部分(平らになっている部分)を使うと、幅の広いピッチベンド操作が出来ます(Glide)。スマートフォンのスワイプ操作のような感じですね。

また、弾く強さによって音色が変化するのは勿論のこと(Strike)、

押しながら圧の強さを変化させることで、微妙な音色操作が可能になっています(Press)。

さらに、鍵盤に沿って上下に指を移動させて音色が変化させたり(Slide)、

鍵盤から指を離す速さで音を変化させることもできます(Lift)。

 

文字で説明されただけではわかりずらいと思うので、YouTubeのSeaboardの説明動画を貼っておきます。

 

youtu.be

 

このような、5D touchと呼ばれる、今までの鍵盤に無かった演奏方法がSeaboardシリーズの特徴となっています。

ラバー状の盤面と、高品質なセンサーが、プレイヤーの感覚的な演奏を可能にしています。

 

RISEに付属するソフトウェアであるEquatorは、5D touchに最適化された音源モジュールです。

この音源もとても素晴らしく、特にサードパティ製のソフトウェア音源を購入しなくても、十二分に遊ぶことができます。

 

youtu.be

 

また、Seaboardに対応したサードパティ製の音源を使うことで、リアルなギターやサックスの音を表現できるようになったり、仕様用途が広がります。

 

youtu.be

 

最早「鍵盤」と呼んで良いのかもわかりませんが…

今までありそうで無かった鍵盤、それがこのSeaboardです。

 

現状、日本で取り扱っている店舗さんがあまり無いので、触って試すことが難しいかもしれませんが、鍵盤奏者の方々は是非Seaboardを一度触ってみて欲しい、と思います。

楽曲制作、演奏スタイル全ての幅が広がるので、しばらく使っているうちに虜になること間違いない、かと…

 

今ROLIが熱い…

さァ、賭け狂いましょう〜賭ケグルイ〜

最初に言っておきます。

ネタバレはありません!純粋な漫画紹介です!

 

私はギャンブル漫画が好きです。

カイジとか、LIAR GAMEとか、ACMA:GAME、ギャンブルッ!とか…

ギャンブルの内容がエグければエグいほど、好きです。笑

麻雀のルールがわからないので、麻雀漫画は読みませんが…

 

そんな私の趣味にドストライクの漫画を最近見つけました。

 

それが、ガンガンJOKERにて連載中の

河本ほむらさん原作、尚村透さん作画の

賭ケグルイ

です。

(スピンオフシリーズもいくつか出ています)

 

 

 

簡単にあらすじを説明すると…

 

花王学園と呼ばれる、エリート&上流階級生徒の集まる歴史を持った学校は、

階級制度を持っており、ギャンブル弱者はモノホンの奴隷となってしまう、トンデモない学校でした…

この漫画は、そんな現実離れした学校のお話です。

 

人権も何もあったものじゃない、どう考えても普通じゃ無い学校ですが…

そんな学校にいる生徒たちも生徒たちで、登場人物の8〜9割がトンデモない奴です…笑

1から100まで、現実離れしているので、漫画で感情移入したい人は多分なにも面白くないと思いますが…

私はこういう漫画、大好物ですね。笑

 

個人的に、こういったギャンブル漫画の肝となるものは、

①ゲームの内容

②登場人物の思考回路の合理性

③帳尻合わせにならないこと

この3つだと思っています。

 

賭ケグルイについて、上の3つの観点からレビューしてみようと思います。

 

①ゲームの内容は、オリジナリティ溢れる内容のものが多いのが、非常に印象的です。よくこんなゲーム考えるつくなぁ、と…。ゲームの内容を理解するのに時間がかかるものもあります…笑

基本的に1巻で1つのゲームを終わらせるペースなので、無駄に引き延ばしているところなども一切なく、非常にスピード感があります。

 

②ギャンブル勝負につきものなのが、人と人の駆け引き、心理戦、読み合い…などですが、ちゃんと一人称視点だけでなく、三人称視点で進めてくれるので、登場人物の行動理由がしっかり説明されているなぁ、という印象です。

 

③ギャンブル漫画で一番大事なのがこれですよね…「主人公だから勝つ」のではなくて、「勝つべくして勝つ」のが大事だと思うんです…主人公が勝つために敵役のキャラや戦法がブレてしまうと結構萎えるので、それが無いこの漫画、とても良いです。

 

と、こんな感じです。

 

カイジとかライアーゲームが好きな人は好きな漫画だと思うので、是非読んでみてください。

今年の7月からアニメ化されるということで、これからメキメキと人気になっていきそうですね。

アニメも楽しみです。

 

以上、賭ケグルイの紹介でした。

(夢子のような才能と度胸を手に入れて億万長者になりたい…)